検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Crystal and magnetic structure in the itinerant 5$$f$$ antiferromagnet UCr$$_2$$Si$$_2$$

松田 達磨; 目時 直人; 芳賀 芳範; 池田 修悟; 金子 耕士; 山本 悦嗣; 大貫 惇睦

Journal of Physics; Condensed Matter, 15(28), p.S2023 - S2027, 2003/07

 被引用回数:4 パーセンタイル:26.91(Physics, Condensed Matter)

UT$$_2$$X$$_2$$(T: 遷移金属,X: Si, Ge)は、強相関電子系化合物として系統的に研究がなされているが、その中でUCr2$$_2$$Si$$_2$$は、ネール温度30Kの反強磁性体である。われわれはこの物質について初めて単結晶育成を行い、物性を調べてきた。その結果輸送特性から新たに$$T_a$$=210Kにおいて構造相転移を示唆する結果を得た。このことから、中性子回折実験により結晶構造及び低温秩序相における磁気構造を調べた。その結果、高温の正方晶から$$T_a$$以下において三斜晶へ転移することがわかった。さらに転移は一次転移を示唆するヒステリシスを持つことがあきらかとなった。また磁気構造は$$Q$$=[-1/2, 1/2, 0]の反強磁性秩序であることがわかった。このことは、これまでにUT$$_2$$X$$_2$$では見られなかった磁気構造である。

論文

Single crystal growth and structural and magnetic properties of the uranium thernary intermetallic compound UCr$$_2$$Si$$_2$$

松田 達磨; 目時 直人; 芳賀 芳範; 池田 修悟; 大久保 智幸*; 杉山 清寛*; 中村 仁子*; 金道 浩一*; 金子 耕士; 中村 彰夫; et al.

Journal of the Physical Society of Japan, 72(1), p.122 - 130, 2003/01

 被引用回数:11 パーセンタイル:57.12(Physics, Multidisciplinary)

われわれは、UCr$$_2$$Si$$_2$$の単結晶育成を初めて行なった。この物質について、温度約210K において高温の正方晶から三斜晶への構造相転移を示すことを明らかにした。また中性子回折実験によって低温における磁気構造を決定した。低温高磁場磁化測定ではメタ磁性転移が11.4Tで起きることを明らかにし、比熱測定からは電子比熱係数が約80mJ/K$$^2$$molと比較的重い電子系化合物であることを明らかにした。

論文

Single crystal growth and magnetic and electrical properties of an antiferromagnet UCr$$_2$$Si$$_2$$

松田 達磨; 芳賀 芳範; 常盤 欣文; 山本 悦嗣; 池田 修悟; 大久保 智幸*; 山田 美音子*; 中村 彰夫; 大貫 惇睦

Journal of Nuclear Science and Technology, 39(Suppl.3), p.225 - 228, 2002/11

UT$$_2$$X$$_2$$(T:遷移金属、X:Si, Ge)は、強相関電子系化合物として興味深い物性を示すことから、系統的に研究がなされてきている物質である。しかしながらこれらの物質は、ウランが国際規制物質であることから、純良な単結晶を用いた研究がなされていない物も多い。今回われわれはUCr$$_2$$Si$$_2$$の単結晶育成に初めて成功した。さらに抵抗率と帯磁率の温度依存性測定を行い、正方晶であるこの物質の異方性をあきらかにし、さらにこれまで報告されていた低温27Kの磁気転移以外に新たな相転移と思われる異常を210K近傍で発見した。

3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1